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家づくりを成功させるためには『テーマ』を決めることが大事!

注文住宅で新築を建てたい、個性溢れる自分らしい家にリノベーションをしたい、と漠然と『したい』はあっても何から手を付ければ良いのか分からない、どうやってカタチにしていけば良いのか、具体性が無いと感じておられる方は少なくありません。

新築であっても、リノベーションであっても、自分らしいオーダーメイドな家づくりを成功させるには、『テーマ』を決めて家づくりに取り込むことが大事です。なぜテーマがあると良いのか、またどんなテーマを持って家づくりを行うと良いのかをご紹介したいと思います。

1.家づくりにはテーマが必要!?

家づくりにテーマが必要なのはなぜでしょうか?そもそもテーマとは何なのか、どのように役立つのかをご説明したいと思います。

■問題点と目標は違う!

ネットなどで家づくりの情報が溢れているため、良いものをつくるうえでの方法やデザイン、材料にはキリがありません。そのため、いつの間にか何がしたいのか、どんな風にしたいのか分からなくなるうえに、工事費ばかり膨らんでしまうというケースは少なくありません。その点で、テーマを決めておくことは予算内で理想の家をつくるうえで効果的です。テーマに沿って家づくりを行えば目指すべき目標があるので,優先順位がぶれることを防ぎ、数ある良いものの中で好みのものを選択していくことが出来ます。

テーマは、今の暮らしの問題点を挙げるのではなく、どんな家にしたいのか、家の造りや暮らし方の理想を掲げるようにしましょう。仮に、こんな風にしたくない、とか暮らしの問題点をテーマにしてネットで情報を検索すると、解決策ばかりが出てきて、家づくりの選択肢はあまり広がりません。しかも、方向性は様々です。しかし、目標となるテーマで情報を集めると、同じ方向性の中で多くのアイディアが見つかるうえに、イメージが固まりやすくなります。

しかも、自分らしい暮らしを実現させるためには、問題点のようなネガティブなテーマを中心にするよりも、理想の暮らしというポジティブなテーマを中心にする方が、家づくりを楽しみ、自分らしさを楽しむことが出来るという点でも効果的です。まずは、メインテーマを決めたうえで、細かなサブテーマを箇条書きにしていくことで、理想の家づくりが進みやすくなります。

■テーマがあれば会社選びもスムーズに!

テーマを決めておくことは、家づくりには欠かせない、かつ成功のカギを握る会社選びの点でも役立ちます。なぜなら、ハウスメーカーやリフォーム会社のコンセプトや得意とする分野と、自分が掲げる家づくりのテーマが同じ会社を絞り込んで探すことが出来るからです。

オーダーメイドな注文住宅やリノベーションは、商品化されていないオリジナルの工事なので完成イメージがつきにくいというデメリットがあります。そのため、頭の中にある理想が上手く伝わらなかったり、完成後にイメージと違ったりする失敗ケースが起こりえます。しかし、目指すべきテーマに沿った会社を探すことが出来れば、施工実績も多いため施工例を見ることが出来て、イメージを伝えやすく、理解されやすいだけではなく、それをカタチに出来る、精通した職人がいるという安心感もあります。

ハウスメーカーやリフォーム会社を探す際には、同じテーマや方向性が類似している会社を探し、依頼する際に、我が家の家づくりのテーマを伝えておくことで、同じ方向を向いて家づくりを行いやすくなります。

2.家づくりを成功させるテーマとは?

注文住宅で新築する場合も、リノベーションを行う場合でも、目標となるテーマを持つことでより実現したい家に近づくことが出来ます。しかし、具体的にどんなテーマを持つと良いのでしょうか?新築とリノベーション、それぞれでテーマを決めるときのポイントをご紹介したいと思います。

■新築では構造に影響する部分をテーマに!

理想とする暮らしは、人それぞれなのでテーマも自分らしいもので人それぞれです。むしろその違いこそが注文住宅ならではの個性になります。ただし、テーマは明るい家とか、温かい家といった感覚的なものよりも、具体的なものの方が優先順位をハッキリさせやすくなります。

例えば、注文住宅での家づくりを行う場合は、ガレージのある家やスキップフロアのある家、中庭のある家など、欲しい空間で構造に影響するような部分をメインテーマにすることがおススメです。また、縁側のある平屋や屋上付きの3階建て、シンプルに暮らすスモールハウスなど、家のサイズ感をメインテーマにすることも出来ます。

そのうえで、インダストリアルテイストや北欧風といったインテリアテイストの理想や、対面キッチンのあるリビング、リラックスできる広々お風呂など設備機器に関しての理想など、内装や設備といった各分野でサブテーマを設けることで、順序立って決めやすくなります。

■リノベーションでは間取りに影響する部分をテーマに!

リノベーションの場合は増減築を行わない限りは、基本的には構造部分に大きく影響しないので、メインテーマは間取りに影響することをメインに決めることがおススメです。

例えば、家事導線を短くするために回遊導線がある家とか、ウォークインクローゼットやシューズインクローゼットなど大容量収納がある家、といった点をテーマにすることが出来るかもしれません。また、新築ではサブテーマとなりやすい、対面キッチンのあるリビングやリラックスできる広々お風呂というテーマは、間取りに影響する分野なのでリノベーションの場合はメインテーマにすることも出来るかもしれません。

そのうえで、新築同様インテリアテイストや内装の理想をサブテーマとして設けることが出来ます。決めることがある分野の度に目指すべき方向性とも言えるテーマを設けることで、理想をカタチにしやすくなります。

3. まとめ

注文住宅やリノベーションなど個性を活かした家づくりを成功させるためには、テーマを決めて取り組むことが大事です。テーマには解決したい暮らしの問題点ではなく、理想の暮らしが出来るうえで優先させたいことを掲げ、そのテーマに特化している会社を選ぶことで、より理想を実現させやすくなります。新築の場合は構造に影響すること、リノベーションの場合は間取りに影響する部分をテーマにして、分野ごとにサブテーマを決めながら進めていくことで、優先順位を見失うことなく理想の家づくりを行えます。

自分らしい家づくりのテーマを決めて、理想の家を造り、理想の暮らしを手に入れましょう!

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