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張りパターンで部屋の雰囲気が変わる!?

張りパターンで部屋の雰囲気が変わる!?

~無垢フローリングの張りパターン人気6選~

床は、部屋の面積の中でも大きな部分を占めているので、その色や張りパターンによって、部屋の雰囲気を大きく変えることが出来ます。既製品のフローリングの多くは、色を選ぶことは出来るものの、張りパターンに関しては決まっています。張りパターンを決めたうえで、それに対応するフローリング材を選ぶという方法もありますが、こだわりを見せるのであれば、自由にアレンジすることが出来て、木目の風合いを楽しめる無垢材を選ぶという方法がおススメです。無垢フローリングには、どんな張りパターンがあるのでしょうか?

無垢フローリングの張りパターン6選

部屋の雰囲気を変える無垢フローリングの貼りパターンの中から、人気の6パターンをご紹介したいと思います。

■定尺張り

一般的な床のフローリングの貼り方でもある定尺貼りは、同じ長さと幅の床板を規則的に部屋の壁と平行に張っていくパターンです。部屋の長手方向と平行するように張ることで、部屋を広く見せることが出来ます。どんなテイストの部屋にも合わせやすいシンプルなスタイルですが、同じ定尺張りでも、板の幅が違うだけで雰囲気が変わります。幅広の板を使うと、上品さや重厚感が出て、幅を狭くするとポップさやシンプルさを出せます。

●おススメのインテリアスタイル:シンプルモダン

モダンスタイルは直線をハッキリさせることで作り上げるテイストなので、ラインのハッキリした定尺張りはマッチします。他にもナチュラルテイストなどのシンプルなスタイルにもおススメです。

■乱張り

サイズが同じ床板を組み合わせる定尺張りに対して、長さの違う床板を組み合わせて貼るパターンを乱張りと言います。どこにどの長さの木を置くかによっても、雰囲気が変わります。

●おススメのインテリアスタイル:インダストリアル

工場や工事現場などの工業的な雰囲気を作るインダストリアルには、規則性のない乱貼りが似合います。特に年数を重ねると、無垢材ならではの風合いが相まって、雑然としながらも味のあるカッコいい雰囲気を作り出してくれます。

■斜め張り

部屋の形、壁に対して平行ではなく斜めに張るパターンです。長いラインが強調されるので、狭い空間を広く見せるのに効果的な貼り方です。斜めの角度によっても雰囲気が変わります。鋭角にするほど、スタイリッシュな雰囲気になります。

●おススメのインテリアスタイル:カントリースタイル・洋風スタイル

アメリカンカントリーやイングリッシュカントリーなど、木材に囲まれた部屋作りにおススメです。カントリースタイルは家具にも木が多いので、床が斜め張りで直線が強調されることで、スッキリとした広々空間になります。また広く見せるという点では、テイストに関係なく、トイレや廊下などの幅の狭い空間に使うと効果的です。

■市松張り

寄木張りと言われる手法のひとつで、4枚程を1組にした板を縦方向と横方向に交互に、市松模様に組む張り方です。木の床で出来た昔の小学校で採用されていた張り方ということもあり、レトロな雰囲気を作り出してくれます。

●おススメのインテリアスタイル:和テイスト

市松という日本ならではの張り方なので、純和風や古民家など和テイストの部屋に合います。正方形の畳と組み合わせて和モダンな雰囲気にも出来ます。和風以外にも、レトロな雰囲気を作る際におススメのパターンです。

■ヘリンボーン張り

ヘリンボーンというのは、ヘリン、魚のニシンのボーン、骨という意味で、開きにした魚の骨のような形状の張り方を指しています。ジグザグ模様になるように張る方法で、長方形の板を90度に矢のような形に突き合わせて組みます。照明や外構など、光の当たり方や見る角度で、無垢材ならではの木目が引き立って見え、床の美しさが際立ちます。

●おススメのインテリアスタイル:西海岸スタイル・ブルックリンスタイル

洋風な雰囲気を醸し出す張り方なので、ヘリンボーン張りにすると一気に海外の家のような空間にしてくれます。家具が少なくても、床パターンと雑貨だけで西海岸やブルックリンスタイルを演出してくれます。日本の古い洋館にも使われていたので、大正ロマンテイストにする際にも効果的です。

■フレンチヘリンボーン張り

ヘリンボーン張りと一見似ていますが、接合面が45度にカットされている為、張り合わせた部分が直線になり、ヘリンボーン張りよりシャープ感が強調された張り方です。ヘリンボーン張りは、張り方が複雑なので、手間と時間がかかる張り方ですが、部屋の雰囲気を作るには特に効果的な張りパターンです。

●おススメのインテリアスタイル:ヨーロピアンスタイル

フレンチという名前からも分かるように、ヨーロピアンスタイルである北欧テイストやフレンチカントリー、ヨーロピアンクラシックなどに似合う張りパターンです。同じ張りパターンでもナチュラル色のままにすれば北欧のようなナチュラルテイストに、オイルステインなどでダーク色にすれば、クラシックやアンティークな雰囲気に合わせられます。

まとめ

無垢フローリングの貼りパターンには、定尺張り、乱張り、斜め張り、市松張り、ヘリンボーン張り、フレンチヘリンボーン張りなどがあります。張り方によって、部屋の雰囲気を大きく変えることが可能なので、目指すテイストに合った床の張りパターンを選びましょう。見た目にこだわってリノベーションするのであれば、工事をする会社や職人選びにもこだわり、長く使える愛着のわく空間にしましょう!

無垢材にご興味のある方は先ずはお気軽にご相談ください。

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