公団住宅や公営住宅などの団地をリフォームして快適に暮らす「団地リフォーム」や「DIY団地」などが注目を集めています。
安く住める住宅だけではなく、居住者の高齢化や空き部屋が進んでゴーストタウンになるのを防ぐなど、様々な面で効果が期待されています。
メリットが多い団地リフォーム
団地リフォームの最大のメリットは、新築住宅やマンション購入に比べて住宅購入費用を安く抑えられることです。団地の周辺には駅やバス停などの交通機関も多く、商店街や公園もあって同じ条件の住宅やマンションに比べて費用はかなり抑えられます。
また、抑えた分の費用をリフォームの費用に当てられるので、自分好みの部屋や趣味を生かした内装にできるのも大きなメリットです。団地の外には駐車場や駐輪場。各部屋の物置もあるなど、外周りの環境もしっかりと整っています。
団地リフォームのデメリット
団地は今から40年程前に多く建てられており、古い外観や耐震性がないといった点では大きなデメリットになります。また、表からは見えにくい電気配線や上下水道の配管が古いことも問題です。
こうしたことから、団地に入居を希望する際には目に見えない部分の管理状況や記録などを確認すると良いでしょう。入居される前に専門の業者に診断してもらうのもおすすめです。
団地のリフォーム。確認することは?
では、団地の購入や入居が決まってすぐにリフォームができるのでしょうか?
団地は管理運営する団体が公団や、都道府県や市町村など色々な公共団体などが運営しています。まずは運営団体にリフォームが可能かどうかの確認を行いましょう。
最近では団地再生の機運の高まりから、管理運営団体と民間の事業者が協力して団地リフォームを推進しているところが増えていますが、NGのところもあるので、団地に入居を決定する前には確認しておきたい点です。
またリフォームやリノベーションがOKだとしても、計画内容でOKやNGといった場合も出てくるので、初めから団地リフォームでの入居希望であれば、施工業者と共に計画書を準備しておくと良いでしょう。
近隣住民への配慮。自治会などにも報告を。
団地リフォームでは自室の周りには「お隣さん」がいます。管理組合の許可を得たからといって、手前勝手に工事を行っては今後の近所付き合いや、住人同士のトラブルを引き起こしてしまう事になります。
もちろん工事前後には近隣へのご挨拶には伺いますが、住人ご自身も必ず近隣住人へのご挨拶や自治会等への工事の報告は済ませておきましょう。
このように、団地リフォームでは住人のメリット以外にも団地全体や周辺地域の活性化。さらに希薄になってきたご近所付き合いの復活といったメリットが大変大きく、その上管理運営団体の後押しもあるので希望にあったリフォームが可能です。
また、若い子育て世代にとっては住宅費用を抑えつつ、子育て環境の整った地域に住めるといったメリットもあります。
メイクアップでは団地リフォーム・リノベーションに関して数多く施工しております。
初めての方も安心してご相談いただけます。
ご興味がある方は、ぜひ一度お問合せ下さい。