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おうちのバスタイムを快適にする浴室リノベーションのヒント

浴室リノベーション

冬は温泉旅行に行くのが定番だったという方も、今年はコロナで諦めたという方は多いのではないでしょうか?冬の楽しみとも言える旅先での温泉やバスタイムですが、家のお風呂となると、楽しみどころか寒くて辛い空間、時間になるというお宅は少なくありません。
そこで今回は、おうちのバスタイムでも、快適で居心地の良い空間になるようにリノベーションするためのヒントをご紹介したいと思います。

快適バスタイムにつながるヒント

快適なバスタイムを手に入れるリノベーションをするために、どんな点に意識したり、考え方を持ったりすれば良いのでしょうか?

■あなたにとっての快適なバスタイムとは?

お風呂に求めることは何でしょうか?温泉のような、のんびり癒しの空間を求める方、時間があればお風呂に入る、毎日お風呂で本を読んだりテレビを見たり何時間も過ごすプライベート空間という方もいらっしゃいます。反対に普段はシャワーで済ませ、湯船に浸かるのは時々で良いという方もいらっしゃるかもしれません。まずは自分が理想とするバスタイムを想像してみましょう。
長風呂の方は、浴槽が大きく半身浴できるベンチがあったり、テーブルのように使える台があったりすると良いかもしれません。浴槽の素材やテレビなどの設備機器にもこだわってみましょう。反対に普段シャワーをメインに使う方は、浴槽より洗い場が広い方が使いやすいと感じるかもしれません。シャワー水栓にこだわってみるのも良いかもしれません。
それぞれ使い方、使う時間によって快適と感じる浴室の形やサイズ、こだわるべき部分が異なってくるので、実際に今のお風呂に入りながら問題点や不満なところを考えるだけでなく、もっと快適になると良いと思える部分を探してみましょう。

■ハイグレード=快適とは限らない

ユニットバスを選ぶ際に、高いものは良いもの!と決め込んで価格のみで比較されることもありますが、ハイグレードのユニットバスが、快適なバスタイムを作るために欠かせないとは限りません。
例えば、ハイグレードのユニットバスの中には、音楽を流せるスピーカー付きのものや照明の明るさや色を変えられるものがあります。しかし、音楽はスマートフォンを使って流す方や、明るさの変化を必要と感じない方にとっては、価格を上げてまでも必要な設備とは言えません。
また、グレードによってパネルの色やデザインが変わるものは多く、中にはハイグレードのパネルより、スタンダードなグレードのパネルのデザインの方が好みで落ち着くという方もいらっしゃいます。加えて、広すぎる浴室より、手が届くサイズが安心で、掃除もしやすいという場合もあります。
色々な設備や機能が備わっているハイグレードなものより、スタンダードなものにオプションで必要な物だけを付ける方が、価格が抑えられるうえに使い勝手や掃除がラクになるかもしれません。ユニットバスを選ぶ際には、予算とグレードだけを気にするのではなく、本当に必要な設備かどうかを確認してみましょう。そして、見える設備だけでなく、断熱材など目には見えない部分であるものの、快適さを保つには欠かせない部分に費用をあてる方が効果的です。

浴室リフォームはリノベーション時がベスト!

快適な浴室にするために、浴室のみをやり替えるリフォームをするのも良いですが、家全体を見直してリノベーションの際に一緒に浴室を変えること、または浴室に手を加えるなら、洗面所やトイレなど、水回りをセットで考えるようにする方が、メリットが沢山あります。

■導線・配管・壁は繋がっている!

今あるユニットバスを同じ位置に同じサイズで新しい物に交換するだけであれば問題ありませんが、快適さを求め、サイズや向きを変えたり、最適だと思える位置に移動させたりするには、必然的に繋がっている他の部屋の壁や配管も工事する必要が出てきます。
もし浴室だけのリフォームをするなら、他の部屋の一部の壁だけが綺麗になり、今まで以上に劣化部分が強調されてしまう可能性もありますし、クロスや床材が廃盤になっていて内装材がちぐはぐになるというケースもあり、見栄えに大きく影響してしまいます。
さらに、どんなにお気に入りのユニットバスに変えたり、こだわりの浴室を作ったりしても、間取りが悪いと台無しになってしまいます。お風呂に入っている時も重要ですが、普段の掃除や家事導線、脱衣所とのつながり、浴室に入るまでの快適さを考えるなら、浴室単体ではなく、水回りや家全体の導線をふまえて間取りを考える必要があります。仕上がり、導線、使い勝手までこだわるのであれば、浴室単体のリフォームより、家全体のリノベーション時に浴室をこだわるのがおススメです。

■メーカーを揃えてお得にリノベーション

加えて、費用という点でも、水回りをまとめてリフォームしたり、リノベーションで一気にしたりする方がお得になります。例えば、TOTOやPanasonic、リクシルなどユニットバスを扱うメーカーのほとんどが、トイレや洗面化粧台、キッチンなど、他の水回り設備を扱っています。水回りセット価格で特価になっているものや、メーカーを揃えることで安くすることが出来る商品もあります。

ユニットバスではなく、在来工法の浴室だったり、造作で洗面化粧台を作ったりするから、関係ないのでは?という方も、配管をする職人さんや、タイルや塗り壁を仕上げる左官屋さん、内装を仕上げる大工さんなど、職人さん達に工事をまとめてお願いすることが出来るため、人件費を抑えることができます。また、設備機器のメーカーだけでなく、水回りや内装材として使うタイルや水栓メーカーを揃えることも出来てお得に、しかもトータルコーディネートが出来ます。そのため、今年は浴室、来年はキッチン、というようにバラバラでリフォームしていくより、水回り設備をまとめて購入し、一気に工事する方が長い目で考えるとお得で見栄えも良くなるのです。

まとめ

おうち時間が増えたことや、冬に定番だった温泉旅行に行けず、改めて家の浴室について見直したという方が増えています。快適な浴室へとリフォームするためには、まずバスタイムに求めること、自分や家族によっての快適さを考えてみましょう。求める快適さに合わせて、デザインや設備、ユニットバスメーカーやグレードを決めることが大切です。
また、お得にかつ快適なバスタイムを手に入れるために浴室リフォームを考えるのであれば、同時に他の水回りもリフォーム出来ないか、家全体のリノベーションを出来ないか考えてみましょう!

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